芳賀町 「どこシル伝言板」運用開始

行方不明者など保護に活用

社会

 芳賀町は、大字ごとの見守り隊や居場所づくり活動で高齢者が安心して暮らせるまちづくりを推進しており、8月1日から新たに「芳賀町どこシル伝言板」の運用を開始した。
「どこシル伝言板」は、認知症などで徘徊する高齢者の保護を目的としたサービスで県内自治体では初の取り組み。
 高齢者の衣類やシルバーカー、杖などの持ち物に貼られた「どこシル伝言板」シール(タテ2・5㎝×横5㎝)のQRコードをスマートフォンなどの携帯電話で読み取ると登録した保護者に連絡が入る。その後、伝言板に書き込むことで発見者と保護者との双方向のやりとりができる。発信者も受信者も個人を特定する情報は開示されないので、安心して使える。
 「どこシル伝言板」は東邦ホールディングス(東京都)」が提供するサービス。町が支出するシステムの初期費用は3万8500円。シールは1セット(30枚入り)3290円。保護者は保護対象者のニックネーム、生年月日、性別、身体的特徴、既往症、発見時に注意すべきこと、発見通知メールアドレス(3件まで)を登録する。発見時の注意事項を登録しておくことができるため、発見者の負担が軽減される。シールは耐洗ラベルと蓄光ラベルがあり、衣服や持ち物等複数に貼付する。
 町は、当面認知症の高齢者等約20人の利用を想定し無料で配布している。
 町健康福祉課地域包括支援センターの担当者は「認知症が疑われる家族がいる人はぜひ、相談して欲しい。また、QRコードを付けていて困っている人がいたら、読み込んでもらいたい」と話している。(問)同センター☎028・677・6080

今号の記事

カテゴリー一覧