
「ランチタイム」に登場
14日正午 県総文 真岡出身のソプラノ上田純子さん
催し物 真岡市出身で二期会会員のソプラノ歌手上田純子さんが9月14日(木)正午、宇都宮市の県総合文化センターサブホールで開かれる「第47回ランチタイムコンサート」に登場する。
公益財団法人とちぎ未来づくり財団が平日昼間の60分、上質なクラシック音楽を提供する演奏会。全国音楽コンクール「コンセーレ・マロニエ21」の入賞者が出演する。上田さんは第21回声楽部門第3位に入った。共演は第19回優勝のバリトン高橋洋介さん。
上田さんは真岡女子高から国立音大、同大学大学院を経て、新国立劇場オペラ研修所第11期修了。文化庁海外研修制度によりウェールズで研さんを積んだ。賞歴も多く、第8回東京音楽コンクール声楽部門第1位にも輝いている。
上田さんは市内に在住しながら国内主要オーケストラとの共演など、都内を中心に精力的に演奏活動を続けている。今回はオペラの名曲をはじめ、宇都宮にゆかりの野口雨情の「シャボン玉」などを選曲した。
絶大な信頼を寄せる高橋さん、ピアノの篠宮久徳さんとの共演に、「気軽にクラシックを楽しんでもらいたいと選曲した。このメンバーで真岡でも演奏できたら」と話した。
全席自由千円。当日券あり。(問)同財団文化振興課028・643・1010。