泥だらけで苗を手植えする児童ら参加者

「報徳田」で泥んこ田植え

真岡・桜町陣屋跡 親子ら200人参加

社会

 真岡市物井の国指定史跡「桜町陣屋跡」にある二宮尊徳ゆかりの「報徳田」で5月28日、昔ながらの田植えが行われた。二宮尊徳が桜町で農村復興に着手して今年で200年。親子ら約200人が尊徳の教え「報徳仕法」に触れながら、田んぼに入って手作業による田植えを体験した。
 農薬を使わない米作りを通して子どもたちに農業、食の大切さを学んでもらおうと、史跡桜町陣屋跡の保存と活用を考える会(猪野忠秀会長)が復元された報徳田で2005年から実施、今回で17回目になる。コロナ禍で直接田んぼに入った田植えは4年ぶり。
 一般募集の家族64人、JAはが野未来ちゃんクラブの児童14人の他、真岡北陵高生34人が野良着姿でボランティア参加した。はだしで田んぼに入った子どもたちは、泥に悪戦苦闘しながら保護者や高校生と一緒に苗を手植え。
 1年から参加する北陵高3年賀川尚輝さん(17)は「コロナ禍で田植えは初体験。昔の農家の苦労が分かった」と汗をぬぐった。亀山の濱砂美佐子さん(33)は長男穂鷹ちゃん(2)に「泥んこ体験させたかった」と参加した。
 7月2日に除草、かかし作り(コンテストあり)、9月に稲刈り、おだがけ、11月には収穫祭が行われる。

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