優勝旗とともに記念撮影(左から荒井さん、国府田怜南さん、石坂市長、国府田留那さん、中山さん)

真岡市 「野球女子」に市長特別賞

県選抜で全国大会優勝

スポーツ

 真岡市は9月21日、7月に石川県で開催された「NPBガールズトーナメント2023 全日本女子学童軟式野球大会」で優勝した栃木スーパーガールズのメンバー4人に、市長特別賞「功労賞」を贈呈した。
 受賞したのは、荒井恋さん(中村小6年)、国府田怜南さん(長沼小6年)、国府田留那さん(同)、中山凛さん(亀山小5年)の4人。栃木スーパーガールズは、県内の学童野球チームに所属する女子選手の中から20人を選抜して編成。5月に行われたセレクションには約70人が参加した。
 全国大会では、2回戦で岐阜県代表、3回戦で岡山県代表に大勝。準々決勝では地元の石川県代表と対戦し、最大6点差をひっくり返す大逆転勝利を収めた。その勢いのまま、準決勝で群馬県代表、決勝では福岡県代表を破り、2年ぶりの日本一に輝いた。
 市役所で行われた贈呈式で、全員にクリスタル製の盾を手渡した石坂真一市長は「毎日一生懸命に練習してきた成果を発揮し、素晴らしい成績を残された。これからも目標を高く持って頑張ってほしい」とねぎらいの言葉をかけた。
 全試合にサードで先発出場した荒井さんは「昨年は5年生でメンバーに選ばれたが、準決勝で負けてしまい悔しかった。今年は新しい仲間と優勝することができ、とてもうれしい。中学でも野球を続け、また選抜チームで全国制覇したい」と抱負を語った。

今号の記事

カテゴリー一覧