初の写真展を開いている松村さん

きょうから道の駅はが 風景被写体自信の一枚

真岡のアマ写真家松村さん初個展

催し物

 真岡市下大沼の写真愛好家松村眞一さん(73)が6月9日(金)~18日(日)、芳賀町の道の駅はがで初めての個展を開く。団体に所属せずカメラを趣味にしてきた。65歳の定年直前から約10年、県内外で撮影した四季の風景28点を厳選。全倍、A1サイズ、トリミングした作品を、魚拓額などを転用し展示する。
 中学で自宅周辺を記録するため小遣いでコニカのフィルムカメラを購入。24歳で会社の同僚に影響され、中判フィルムカメラ「マミヤRB67」を手に入れ、富士山などの撮影を楽しんでいた。
 30歳過ぎから磯釣りに没頭、カメラはインテリアになっていたが、東日本大震災で釣りを封印。デジカメで日帰り撮影を再開した。
 展示は福島県あぶくま洞の天地人橋をメインに桜と天の川の神秘的な光景、雲海が広がる鎌倉山からの朝焼け、苔むした岩肌が翁面に見える塩原渓谷スッカン沢の素簾の滝、9月~11月に日光・小田代ヶ原の貴婦人を定点撮影した7枚の連作など。「風景が輝いた瞬間を撮った。ぜひ見てほしい」と話した。
 (問)同駅028・677・6000。

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