
基本を指導する迫田さん
バレーの楽しさ実感
元日本代表迫田さんが小中生指導
スポーツ 益子町と町スポーツ協会主催のバレーボール教室が6月17日、町総合体育館で開催された。元日本代表の迫田さおりさんが講師を務め、小中学生にバレーの魅力や楽しさを伝えた。
町の「少年スポーツ教室」は、スポーツ振興くじ助成事業を活用し、年に4種目ずつ開催。元プロ選手らを講師として招き、子どもたちの技術向上を目指している。
当日は、町内の小中学生や指導者など約90人が参加。Vプレミアリーグ・東レアローズでアウトサイドヒッターとして活躍し、2012年ロンドン五輪での銅メダル獲得に貢献した迫田さんは、反射神経を鍛えるゲームなどを取り入れながら、レシーブやトス、スパイクの基本姿勢などをわかりやすく指導した。
益子中バレーボール部主将の伊藤爽香さん(3年)は「基礎練習の大切さを学び、スパイクを打つ時の改善点に気付いた。高校に進学してもバレーを続けたい」と話していた。
迫田さんは「新しい練習に対しても、やってみようという意欲を感じた。これからも仲間を大切に、楽しんでプレーしてほしい」とエールを送った。