
たわわに実ったヘチマの実と大瀧さん
ヘチマの実がたわわ
市貝町 大瀧さん
社会 市貝町続谷の大瀧挌さん(81)の庭先で、ヘチマのツルが約20㍍に伸び、約50個の実がなって、近所の評判になっている。
大瀧さんは数年前からヘチマを栽培し、今年は5月上旬、昨年の種がこぼれ自然に数本が生えて育った。
天候のせいか例年以上にツルがぐんぐんのびたため、高さ約2㍍の所に、農業用ハウスの鉄パイプをつないで棚を作り、竹で支えた。7月に入ると、直径約10㌢の黄色い花がたくさん咲き、太陽に照らされて輝いた。その後、実が成って棚からぶら下がり、大きいものは長さ40㌢程になった。
大瀧さんは、交通指導員市貝支部長として、学校のある日は毎日、通学路に立って児童の安全を見守っており、今年、栃木県交通指導員連絡協議会から表彰された。また、市貝町シルバー人材センター会員として草刈り、伐採などの仕事に汗を流している。
ボランティアや仕事を通し、人との関係を温めるのが楽しみな大瀧さん。「ヘチマの実で作るたわしは繊維が細かく食器洗いやボディスポンジなどに利用でき、環境にも優しい。実が欲しい人には差し上げますので連絡下さい」と話している。
連絡は午後6時以降0285・68・2810。