アンバサダーに就任した上野優作氏(右)

上野優作氏真岡市のアンバサダーに

現サッカー日本代表コーチ
市の魅力発信やスポーツ振興等

スポーツ

 真岡市は現サッカー日本代表コーチの上野優作氏(48・真岡市亀山出身)に「真岡市スポーツアンバサダー」として委嘱し、5月20日委嘱状と名刺交付式が市役所で行われた。市スポーツアンバサダーは、市出身やゆかりの著名なスポーツ選手にアンバサダーとして市の魅力発信やスポーツ振興等、地域活性化に努めてもらう新制度で、上野氏は昨夏の東京五輪に出場した水沼尚輝選手に続いて第2号となる。 
 石坂市長は「上野氏は、栃木県のサッカーを牽引されてきた立役者であり、氏の活躍が真岡市民に大きな勇気と感動を与えており、日本代表のコーチとして、日本が世界に羽ばたく活躍を期待している。今後も真岡市や日本サッカーの為に頑張って頂き、市の魅力を発信するとともに、市民にたくさんの勇気と感動を与えて欲しい」と激励した。
 上野氏は、小学1年生の時にサッカーを始め、6年で市立亀山小学校の第一期生となった。真岡中学校、真岡高等学校を卒業後、筑波大学に進学。在学中にユニバーシアード代表の優勝に貢献し、1996年にアビスパ福岡に入団。京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)やアルビレックス新潟等でも活躍し、2008年にかねてからオファーを受けていた栃木SCに完全移籍。主力として活躍し、同年末のJ2昇格に貢献、惜しまれつつ地元での現役を終えた。引退後は同チームのコーチやユース監督などを歴任し、15~20年は浦和レッズのヘッドコーチ等を務め、21年1月に日本代表コーチに就任した。
 委嘱状交付に上野氏は「これも私をここまで育ててくれた市サッカー協会、関係者のお陰です。サッカーやスポーツを通じて、真岡市の発展に貢献できるよう頑張ってまいります」と語った。
 記者団からの質問で、これまでのサッカー人生を振り返り「指導者や先生方には非常にお世話になりました。中学では自分たちの代が非常に強く、高校では1、3年生時に選手権に出場させて頂き、真岡でのサッカー人生は非常に良い思い出になっています」と話し、サッカー少年少女たちに対し「これから始める子にはサッカーを好きになって欲しいし、既に始めている子たちには、夢を持って努力し、強い志と高い目標を持って練習に励んでもらいたい。また、母校の真岡高校サッカー部員には、結果も大切ですが、サッカー部で学ぶことは非常に大きいので、社会に貢献できる後輩が沢山出てきてくれたら嬉しい」とエールを送った。
 また、真岡新聞からの『市のファン・サポーターからも上野氏が栃木SCへの復帰を期待する声が多い』の質問には、「そこを決めるのは自分ではなく、相手(チーム)からオファーがあってのこと。ワールドカップが終わったら、契約も一区切りになりますが、その後については何も決まっていません」と話し、さらに、「栃木SCの試合結果や、真岡高校、県内の知り合いがいる学校、作新学院大学の事はいつも気にしています」とふるさとのサッカー界に心を寄せている。

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