令和4年春の叙勲 人望厚く地域医療の発展に尽力

旭日小綬章(保健衛生)
益子町七井 宮下均さん(72)

文化

 受章は、「これまで関わってきた多くのみなさま、内助の功で支え続けてくれた妻英子のお陰」と、周囲や家族に感謝する。
 昭和58年から平成28年までの33年間、宮下歯科医院院長を務める傍ら、平成6年から(一社)芳賀歯科医師会理事、専務理事、会長、21年からは(一社)栃木県歯科医師会会長などを歴任。長年にわたり地域医療、保健衛生の向上に多大な貢献をし歯科保健事業や学校歯科保健の功労で厚生労働大臣表彰、文部科学大臣表彰など多数受賞している。
 七井小、七井中卒。真岡高校卒業時は、小学校の教師だった母親の影響で教師を目指していたが、父親の勧めで歯科医師を目指し、昭和44年広島大学歯学部入学。卒業を控えた50年3月に母親が逝去、4月に広島大学歯学部大学院博士課程入学、6月4日に歯科医籍登録、翌年父親が逝去、54年に同課程を修了し歯学博士を取得。
 その後、民間の歯科医療に携わり、58年歯科医師会に入会、故郷益子に宮下歯科医院を開院した。
 学生時代は勉学に励む一方、音楽など多趣味でスポーツ万能。昭和39年7月の中学3年時、第10回全日本中学放送陸上県大会走り高跳びで県新の優勝、全国中体連の推薦により県で唯一、代々木競技場の東京五輪陸上競技に招待された。聖火ランナー随走者として県庁までの約2㎞を快走し、両親に最高のプレゼントをした。
 平成28年に医院を閉院後、長男夫妻が3男の協力で七井中央に開設した「みやした歯科医院」に勤務し継続した地域医療に励む。

今号の記事

カテゴリー一覧