「ダムカード」「マンホールカード」に続け 人気じわり 道の駅カード
県内全25駅、発売から1年
文化 トイレなどの休憩はもちろん、朝採れ新鮮野菜やご当地グルメ、名産品販売など、にぎわい拠点として定着した「道の駅」。地元ならではの商品開発も手掛け、地域活性化に貢献する。そんな道の駅をさらにPRしようと、関東「道の駅」連絡会が昨年4月22日の「道の駅の日」に合わせて販売を始めたのが「道の駅カード」。人気の「ダムカード」「マンホールカード」と同様、認知度は上昇中だ。大型連休、カードをゲットしに県内全25の道の駅巡りはいかが。
(4、5面に道の駅、観光特集)
カードは縦5・4㌢、横8・5㌢。表面は各所の道の駅の外観写真がデザインされ、裏面に営業時間など基本情報や「無料の足湯」「すぐ隣を走り抜けるSL」などオススメポイント、「とろたまぷりん」「満足バーガー」など人気商品、特産品情報を掲載する。
シリアルナンバーが入り、1枚200円(税込み)。購入は直接各駅販売窓口に出向かなければ入手できない。協議会管内関東ブロック(栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、山梨・神奈川)で販売中だが、本県道の駅第一号の「もてぎ」、売り上げ好調の「ましこ」など全駅参加は本県のみ。記念日やぞろ目などお目当ての番号を求める人も多いレア感満載のカード。
各県別に全駅のカードを集めると「コンプリートカード」がもらえる特典がある。カード購入時に応募台紙をもらい、全駅の専用スタンプを集めて関東「道の駅」連絡会事務局に応募する。
県内の道の駅で構成する県道の駅連絡協議会事務局の栃木県中小企業団体中央会(宇都宮市)事業推進部の村上鋭一主任は「首都圏寄りの県南の道の駅での売り上げは好調。コンプリートを目指す方の達成感や満足感も高いと考えられる」と分析する。発売から1年、カードの認知度も上昇中。アフターコロナ、道の駅巡りで地域の新たな発見をしてみませんか。
記念きっぷも人気
さらに「道の駅記念きっぷ」もある。2006年から販売されている鉄道切符と同様の硬券。道の駅もてぎは累計2万枚超の販売実績がある。数百枚ごとに裏面のデザインが変わり、一定の枚数、番号ごとに赤、緑、さらに金、銀色のロゴマークに出合えるかも。まとめ買いするコレクターもいるという。
4月22日は
「道の駅の日」