豊田有子「八朔祭」(F80号)

芝野孝陽「静寂」(F80号)

柳岡裕「滝」(F80号)

滝田寿枝「窯場」(F80号)

創作が生きがい
 輝くシニア世代

三田絵画研究所(益子)
結果残す4人の精鋭

文化

三田絵画研究所(益子)
 今年開所30周年を迎えた益子町の「三田絵画研究所」(三田洸主宰)。小学生から80代まで研究生78人が日々熱心に創作活動を続けている。中でもDコース(成人)の60、70代のシニア世代の活躍が目立つ。今年の第76回県芸術祭美術展洋画部門で真岡市の芝野孝陽さん(74)の「静寂」が芸術祭賞、三田さんが代表の公募第24回県昂洋会展で市貝町の豊田有子さん(70)の「八朔祭」が特選に入った。絵画に生きがいを見つけ創作活動を続ける4人を紹介する。
豊田有子さん 70 市貝
 昨年、国立新美術館で開催された示現会展に初出品した作品が賞候補になり、今年は佳作賞。さらに今年は昂洋会展特選になり、来年は審査員を務める。
「長く続けてきた努力が認められてうれしい。初心を忘れず頑張る」

芝野孝陽さん 74真岡
イチゴ農家で水彩画を始めて約8年。透明水彩にこだわり、昨年、県芸術祭奨励賞。今年は尚仁沢を題材にした「静寂」で大賞を受賞するなど大活躍。今年は昂洋会展審査員を務めた。昨年は東京都美術館で開かれた日本水彩画会展にも入選した。
 「水彩画は奥が深く、やればやるほど魅力を感じる。自分なりの表現を目指し励みたい」

柳岡 裕さん 63 茂木
昨年は昂洋会展審査員を務め、会発展のために多方面で貢献。出品数の多さ、質の高さに驚かされた。個展も2回開催し成功を収めた。都美術館でN会のセレクション展2年連続受賞した実績を持つ。
 「自然の中で四季折々の感動を表現できればと描いている」

滝田寿枝さん 70宇都宮
今年、75周年記念示現会展で初入選。入選者の代表の1人としてコメントが示現会記念誌号に掲載されることになった。昨年の昂洋会展では下野新聞社賞を受賞し、今年は審査員を務めるなど、意欲的に活動している。
 「身近なモチーフを大切に自然の色、造形を新鮮な感覚で捉え、表現していきたい」

三田絵画研究所 三田さんが20年間勤務した公立中学校を退職し、平成4年4月4日に念願だった絵画研究所を開所した。現在Aコース(小学生)13人、Bコース(中高生)14人、Cコース(美大受験)7人、Dコース(成人)44人の78人が在籍している。

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