梁木直人監督

成田一史選手

地元開催に意欲

いちご一会とちぎ大会
障害者サッカー
真岡市出身の梁木監督

スポーツ

10月29~31日まで開催される「第22回全国障害者スポーツ大会~いちご一会とちぎ大会~」のサッカー(知的障害)の監督を務める、真岡市出身の梁木直人さん(37)。
 梁木さんは真岡市立大内中学校、宇都宮清陵高等学校卒業後、東北福祉大学に入学。その後、特別支援学校の教員として地元に戻り、現在は芳賀青年の家(益子町)に勤める傍ら、大内中サッカー部の外部コーチも務めている。
 知的障害者サッカーとの出会いは5年前。スタッフとして、関東ブロック予選から携わり、2019年の茨城国体後に県知的障害者サッカー選抜の監督に就任した。
 障害者サッカーのルールなどは、一般のサッカーと同じだが、関東圏のチームには健常者に引けを取らないプレーをする選手が多く、技術や能力の高さに驚いたという。梁木さんは、知的障害のある選手達の理解を深めるため『個別対応』『反復指導』『デモンストレーション』を意識して指導を行っているが、「月2~3回と練習頻度が限られている中で、個人のスキルアップや戦術の理解には苦労している」という。しかし、「監督になってからは、選手たちとの一体感が増し喜びや悔しさを共有できるのが醍醐味」と語る。
また、チームには、過去に日本代表候補にも選出された、中嶋達也キャプテン(GK)の他、関東トレセンに選出されている選手も複数在籍。真岡市在住で益子特別支援学校高等部3年生の成田一史選手もチームの一員である。そして、スタッフには、栃木SCやヴェルフェたかはら那須で選手として活躍し、チームの立ち上げから監督を務めた種倉寛氏(45)の他経験豊富なメンバーがチームを支える。
 梁木さんは「本県開催なので、県民の注目度も高いと感じている。勝つ事は重要ですが、これまで関わってくれた全ての方々に感謝の気持ちをもって戦います。そして、選手たちのひたむきなプレーで多くの方に元気や希望を与えたい。さらには、本大会が終わった後も、知的障害サッカーチームの活動が続けられる環境を築いていくことが大切」と、とちぎ大会に期待を寄せている。

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