堰を背景に写真を撮り完成を祝う出席者

大前堰改修が完了

関係者が出席して揚水式

社会

 穴川土地改良区連合(齋藤修次郎理事長)と芳賀農業振興事務所(津浦好一所長)は平成28年度から行ってきた県営農業用河川工作物応急対策事業の穴川用水大前堰地区の大前堰改修事業が完了し、4月29日、真岡市東郷の五行川大前堰左岸側で揚水式を行った。
 揚水式には齋藤理事長、佐藤勉県土地改良事業団体連合会長、津浦芳賀農業振興事務所長ら関係者約50人が出席した。
 大前堰は、昭和38年、河川改修に伴い「背面支持方式鋼製起伏ゲート」となったが、設置から半世紀を過ぎ老朽化に伴い不具合が生じたため、ゲート交換等により施設機能の保全を図ることを目的に改修を行った。
 新設された大前堰は、形式は前回と同じ「背面支持方式鋼製起伏ゲート」で材質はステンレス。堰幅18・5m、堰高1・6mの2門。油圧により堰が上下に動くことで起立、倒伏し、穴川用水へ送る水量を調節する。
 大前堰と穴川用水は、五行川を水源とし、真岡市から茨城県筑西市の一部を含む約1300ヘクタールの農地へ農業用水を供給する施設で防火用水や地下水涵養等の役割も担っている。大前神社が所有する1693年の古文書にも描かれ、江戸時代後期に二宮尊徳による用水路改修などもあり、歴史的にまた規模の大きさから県を代表する堰となっている。

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