大和リースで環境学ぶ

真岡市内の児童・保護者

文化

 もおか環境パートナーシップ会議が主催する夏休み工場見学・環境学習会が8月9日、真岡市長沼の大和リース栃木二宮デポ・関東工場(上田伸治所長)で開かれた。市内の小学生と保護者9組28人が、持続可能な開発目標(SDGs)を推進する同社見学やごみに関するクイズを通して身近な環境を守る大切さを学んだ。
 公共施設の請負・リース、商業施設の開発・運営、環境緑化、再生可能エネルギーの推進など幅広く事業展開する大和ハウスグループの同社。栃木二宮デポ・関東工場は主に、阪神淡路大震災や東日本大震災の災害復興で注目を集めた応急仮設住宅などプレハブ資材のリース、リユース事業を手がけている。
 参加者は会議室で会社説明を受けた後、約9千平方㍍ある巨大な南棟に移動。畳んだ状態の鉄骨などをトラックで現場まで運び組み立てるユニットハウスの組み付け作業を見学=写真。リサイクル過程で排出された木くずが加工木材や廃プラスチックが結束バンドになるリサイクルについても学んだ。
 ごみ問題を正しく理解する環境学習会では真岡エコの会(福田政夫代表)会員4人が講師で参加。クイズでごみ事情などを学んだ。応急仮設住宅が造られていることを初めて知ったという真岡東小5年の元山晴貴君(10)、高久翔真君(10)は「リサイクルの大切さも知りました」と話した。

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