真岡城復元模型

模型を見る太田さんと児童

太田さんが真岡城の模型を寄贈

市の歴史を知る一助にと

文化

 真岡市東光寺の太田秀雄さん(81)は3月10日、真岡市に真岡城の復元模型を寄贈した。市は、真岡城があった真岡小(水沼隆校長)に設置し5月24日、同校でお披露目式が行われた。
 太田さんは、岩手県出身で62年前に市工業団地に勤務するため同市に移住した。平成元年、NHK大河ドラマ「春日局」放映でゆかりの地として同市城山公園に板張り平面の「真岡城一夜城」がお目見えした時、山城を作りたいという思いが沸き上がった。昨年コロナ禍で時間が出来、お世話になった市に恩返しし、子どもたちが市の歴史を知る一助になればと約半年かけて歴史を調べながら模型を制作した。大きさは約1m四方で高さ約30㎝。材料は木や樹脂などを使用した。模型は、児童が毎日通る昇降口に置かれた。
 水沼校長は「子ども達に地域を大切にしていく気持ちを育んでいきたい」と述べた。6年、早乙女ゆういさんは「昔、800人もの人が関わって真岡城を作ったことを知りすごいと思った。真岡城についてもっと調べてみたい」と話した。
 真岡城は、安土桃山時代の1577年の築城で、真岡小学校に「真岡城絵図」が所蔵されている。
 平成20年に竣工した現校舎は、歴史を感じる建物を目指し、外観の白い壁、大谷石など真岡城を意識した伝統的な和のテイストが取り入れられた。

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