布極めた女性作家7人展

染める・織る・編む・縫う
12日まで、益子・ほんたく

催し物

 益子町で創作活動を続ける女性作家7人による小物展「布と糸のシンフォニー」=写真=が11月12日(日)まで、益子のアートスペースほんたく(つかもと内)で開かれている。
 3日からの秋の陶器市に合わせ、「染める・織る・編む・縫う」をキーワードに、「ほんたくファン」を自認する益子昌平塾代表木村優子さんが作家に声を掛けた。
 「染める」は草木染め、藍染め、柿渋染めの作家滝澤裕子さん、中村曙生さん、宮沢美ち子さんがそれぞれストール、タペストリー、卓布、バッグ、衣類など。
 「織る」は若林たか枝さんが裂織りの布、手紡ぎの羊毛のバッグやショール。「編む」は田中成実さんがビーズ編みの手袋。「縫う」は永田美雪さんが草木染めのパッチワークの小額、のれん。片岡ふさ子さんが古布による衣類、帽子などを展示している。木村さんは「作家の個性豊かな作品を楽しんで」と来場を呼び掛けている。
 5日(日)午後1時半からは友情出演でヘルマンハープ奏者長谷川鈴子さん、高崎利子さんの演奏会。無料。
 午前11時~午後4時。9日(木)、10日(金)休み。
(問)ほんたく090・7503・3652。

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