真岡・上大沼11月3日~ 待望の再開 ギャラリー「懐風」
オーナー夫婦が水彩画展
催し物コロナ禍により一時閉館していた、真岡市上大沼のギャラリー懐風が復活した。展覧会のほか、絵画教室を開くなど文化の拠点として多くの市民が利活用していた。再開後初のイベントはオーナー夫婦の「渡邉成一・節子、水彩画二人展」。11月3日(金・祝)から12日(日)の午前10時から午後5時まで開かれる。入場は無料。
市文化祭や県芸術祭など、県内コンクール出品作を中心に、5号から50号、計50点が展示される。
同ギャラリーは1998年11月3日にオープンし、ちょうど25周年を迎えた。
オーナーの渡邉成一さん(66)は「この日に夫婦で二人展が開催できることがうれしい。一歩一歩積み重ねてきたものが最終的に二人展につながった」と喜び、妻の節子さん(64)は「展覧会に向けて情熱を傾け描いた絵は、その時その時の足跡。何カ月も向かい合った作品はまるで我が子のよう。今までの歴史を見てもらえたら」と話した。夫婦の息子はトライアスロン競技でも活躍する渡邉優介さん(38)。「現役で活躍し続ける息子の頑張りにも背中を押された。私たちも絵画を通して息子のように挑戦し続けたい」と語った。
今後懐風では美術作品の発表の場として施設の貸し出しも行っていく。
開催中の問い合わせは、ギャラリー懐風090・2452・4732(真岡市上大沼2—27―36)