出展される楮のバッグや手漉き和紙

12/18~1/10 手漉き和紙、バッグなど出品

フウロペーパーが昭和ふるさと村で初個展

催し物

 益子町の手漉き和紙工房「FUUROpaper+草作鞄による作品展「ふれる」が12月18日(土)~1月10日(月)、茂木町の昭和ふるさと村ギャラリー「校舎ONKO」で開催される。10~17時。
 和紙作家の奥村紗希さんは、栃木県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業後、埼玉県で手漉き和紙を学び、2016年FUURO paper立上げ、百貨店などで販売。昨年、益子町に移住し和紙素材を手づくりしている。
 今展では、木の皮を剥ぎ、煮熟、砕いて紙を漉き、加工して作ったレターセット、ポチ袋、動物のぬいぐるみ、干支の置物などを出品。一つひとつの工程に時間がかかり、丁寧に加工した作品からぬくもりが伝わる。
 同大学卒の御主人・草作さんは、和紙の原料の楮で編み上げたバッグを出品。樹皮の裏表の色合いや編み方で表情を変えたバッグで、さまざまなシーンで活用できる。2人共、今展が初の個展で、「民芸の里、モノづくりの益子での活動は充実し、芳賀地域の空気感も素晴らしい」と話す。ワークショップは、会期中の日曜のみ、10~11時、14~15時、紙漉きと模様付け体験もできる。要予約。(問)昭和ふるさと村☎0285・64・3116

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