初出荷を喜ぶ鈴木さん(左)と吉村さん

新ブランド名の箱で輸出

新ブランド「陽苺・ヒナタイチゴ」香港へ

益子からアジア圏への輸出始動
益子のいちご生産農家2園が2/10初出荷

社会

 益子町のいちご農園2園が香港へのいちご輸出をスタートし、2月10日、道の駅ましこから初出荷された。新ブランド「陽苺HINATAICHIGO」として輸出するもので、県、益子町、(一社)とちぎ農産物マーケティング協会(宇都宮市平出町)が新ブランドの確立と流通体制の構築などを目指し、販路の充実により生産者が持続的にイチゴ栽培ができるようにすることが目的。道の駅が主体で産直の輸出は全国でも珍しく期待が寄せられている。
 事業に参加する生産者は同町塙の吉村農園(吉村想一代表・32)、長堤のマシコストロベリーファーム(鈴木康弘代表・52)の2園。出荷品目は「とちおとめ」「スカイベリー」で、いずれも新ブランド名の箱で出荷。
 集荷・注文調整・清算を道の駅ましこ、国内輸送は同町前沢の有限会社仲野運輸(仲野照雄社長)が行う。輸出事業は輸出のノウハウやネットワークを持つグローウェルジャパン株式会社(大阪府)が担い、課題解決に向けた情報収集、現地小売店での新ブランドいちごのプロモーションを展開する。
 集荷は道の駅ましこのバックヤードで行われ、初出荷のこの日、午前7時半から2園合わせて50箱がトラックに積み込まれ、関係者に見送られ成田に向かった。11時に成田から空輸され翌日には香港の小売店で販売された。
 吉村さんと鈴木さんは、「輸出に漕ぎ出せたことは嬉しく、今後の展開が楽しみ」と話し、今後は週2回、生育状況に応じて4月頃までの輸出を予定している。
 道の駅ましこ副支配人の山崎祥子さんは「関係者が力を合わせ、ブランド確立に尽力したい」と意欲を語った。

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