「若い人も訪れる場所にしたい」と協力を呼び掛けている早瀬さん

現店舗から北にある新店舗予定のガソリンスタンド跡

CF二次元コード

新店舗改装資金にCF

ミッドナイトブレックファスト
益子で人気の早朝カフェ

社会

 益子で一番早く開店し一番早く閉まるお店をコンセプトに2年間限定の町のチャレンジショップ、同町益子の益子本通りの焼き菓子&カフェ「ミッドナイト・ブレックファスト」が3月10日、営業期限を迎える。「多くの出会いを、新たな拠点で発展させたい」と店主早瀬友貴さん(34)は新店舗を計画中。今月29日までクラウドファンディング(CF)で改装資金を募っている。

 新店舗は北へ徒歩56歩の、30年近く前に閉店したガソリンスタンド。水回りなど上下水道はもちろん、内外装で大がかりな工事が必要で、目標額は総工事費の約三分の一の100万円に設定。20日現在、目標額を大きく上回り、130%を超えている。「多くの支援に感謝しています。カフェ以上の場所を作りたい」と話す。
 真岡市(旧二宮町長沼)出身。20代で経験したアメリカ留学、1年間の台湾生活でふるさとの良さに改めて気付いた。4年前、地域おこし協力隊として移住。土祭や観光業務に従事し2年後、起業を目指してチャレンジショップに応募した。
 店舗は耐火レンガを柱に見立てた古民家。営業は木~日曜日の4日間。午前7時~正午まで。平日は出勤前の会社員や陶芸家など常連、週末はインバウンド(訪日外国人)を含め、評判を聞きつけた観光客でにぎわう。
 メニューは地元パン店のレシピを引き継いた食パン、なない珈琲焙煎工房の豆で入れたコーヒーのモーニングセット。地元薄羽養鶏場の卵と県産小麦、沖縄産黒糖などを使ったしっとり系クッキー5種がメイン。
 次店舗面積は三分の一とコンパクトになるが、「豊かな自然、歴史や文化など、焼き物だけじゃない益子の魅力を国内外に発信したい」と話す。カフェだけでなくテラスでイベントや古着販売など、新たな形態の店舗づくりを目指す。
 3月の閉店後工事に入り、4月下旬の益子陶器市に合わせ新規開店したい考えだ。

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