太田さんと夢翔衣の創作衣装

日本画や衣装で市貝の古代を表現

道の駅いちかいで「東の大和展」

催し物

 古代の皇子や姫などを画材にしている市貝町在住の日本画家太田昌明紗さんと西方町の衣装作家夢翔衣・亜希&鈴(諸江亜希子さん、青木鈴子さん)による「伊許速別皇子東の大和展」が4月1日~10日、道の駅サシバの里まちおこしセンターで行われた。
 太田さんの日本画12点(100号~25号)と作品「御劔伊許速別皇子」からイメージし、夢翔衣が創作した皇子と姫の衣装、古代王の装飾品や剣の写真などが展示された。
 同町市塙の伊許山山頂にある長寿塚は全長約70mの前方後円墳で、第11代垂仁天皇の第9皇子伊許速別命が埋葬されていると言われている。また、今年1月には約65年ぶりに同町の「市塙横塚古墳群」から発掘された「大刀形埴輪」や「槍形埴輪」が町に戻り、4月10日まで、同町歴史民俗資料館に展示された。大刀形埴輪には非常に珍しい装飾や模様が施され、「高貴な人がいた証し」と、町内文化財関係者は話した。太田さんは、これらの事から「当時この地は『東の大和』だった」と古代ロマンに夢を馳せ、展示会を企画した。
 「豊城入彦命と伊許速別命が当地にお住まいになられ、開墾し豊かな地を拓かれたとすれば、まさに東の大和をお築になられたということができるのではないでしょうか―中略―八溝山地の西麓は東のヤマトとして整備され、伊許山はその象徴的存在となっていたのではないかと推測いたします」等と記され入野正明町長の考察文が展示された。

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