テープカットとくす玉開被で開通を祝う

にのみや尊徳太鼓

中村中吹奏楽部の演奏

一般国道408号 暫定2車線真岡南バイパス3/20開通

とちぎの経済をけん引
人とモノの流れを作り渋滞緩和、産業の活性化に期待

社会

 2014年度から整備を進めてきた一般国道408号真岡南バイパス(3・1㎞)の開通式が3月20日、午前10時から真岡市寺内で福田富一県知事、来賓の佐藤勉衆議院議員など関係者32人が出席して行われた。供用は、暫定2車線で同日午後3時に開始した。
 式で福田知事は、地権者に感謝し、「物流の効率化、地域経済の発展や交流が図られるものと期待している」と述べた。工事経過報告で松本茂真岡土木事務所長は「①安全性を確保するための副道整備②建設発生土の利用によるコスト削減③環境保全への配慮」の3点を工事の主な特徴として報告した。
 来賓祝辞で佐藤勉衆議院議員は「県議時代の構想から33年経つ感慨深い道路」、上野通子参議院議員は「SDGʼsの取り組みの中で道路の役割は大きい」、県議会代表の山形修治副議長は「さらに広域道路ネットワークの充実に取り組んでいきたい」、石坂真一真岡市長は「39歳で県議になった時から構想があった道路で、この日を迎えられたことは感慨深い」と述べた。 通り初め式で、尊徳太鼓保存会、中村中学校吹奏楽部の演奏が式に花を添えた。交通安全祈願で小野秀文真岡警察署長らが神酒を道路に掛けて安全を祈願した。テープカットは土井弘次国土交通省関東地方整備局長(代理)ら7人、くす玉開被は坂野弘(一社)県建設業協会芳賀支部長、小泉祐一郎真岡工業団地総合管理協会理事長、篠原宣之真岡商工会議所会頭ら19人が行い、白バイ、パトカーを先導に出席者が通り初めをした。
 式を副道から見守っていた同市寺内の岩井田健さん(79・農業)は、「良い道路ができ最高の気分だ。地域の発展に繋がるよう願っている」と笑顔で語った。
 真岡南バイパスは、一般国道294号から県道真岡上三川線までの延長3・1㎞で道路幅員は30・0m。令和7年度には4車線となり、真岡I.C南交差点は立体化される予定で、渋滞の緩和、産業の活性化、災害に強い道路ネットワークに期待が寄せられる。
 事業費は完成4車線約140億円。常磐自動車道谷和原I.Cから東北縦貫自動車道矢板I.Cに至る地域高規格道路「常総・宇都宮東部連絡道路」の一部を構成する幹線道路で、「ものづくり県」である本県の経済をけん引する鬼怒川左岸工業団地群の産業活動を支援する重要な道路に位置づけられている。

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