木工体験で限られた資源の大切さを学ぶ
フォレストリージャパンがワークショップ開催
催し物 芳賀郡市貝町のフォレストリージャパン(櫻井昌三代表)の薪事業部が8月5日、茂木町増井のSTEP―1内「ゆあぷれ」でワークショップを開催した。同社は森林整備、民間伐採などを行う『森林整備事業部』を立ち上げ、今年2月には『薪事業部』を新たに発足。現在、部長の押久保さん、主任の髙秀さん、町井さん、塚田さんの女性スタッフ4人が育児と仕事を両立しながら薪の製造や販売を行っている。
同体験には、薪事業部の4人が講師として参加。芳賀郡内で採取した木で木工体験してもらおうと、切り株に自由にペイントする「切り株アート」と小枝を組み合わせてオリジナルキャンドルを制作する「小枝のキャンドル」を実施。参加者は再生利用の取り組みなどの説明に真剣に耳を向け、木工体験は思い思いの作品を作り上げた。
子どもの参加者には「買い物体験を通してお金の大切さや金銭のやりとりの仕方などを学びながら楽しんでほしい」と、ショップSTEP―1で使用できるお買い物券をプレゼント。子ども達は限られた予算内で買う事を学びながら買い物を楽しみ「とても楽しかった。また参加したい」と次回の開催に期待を寄せる声があがった。
櫻井代表は「日々の生活の中で捨ててしまうものでも、少し手を加えることにより、再利用が可能なものがあります」と話し、「限られた資源だからこそ余すことなく使用し、物としての寿命を延ばし新たな役目を与える。身近なところから行動に移すことが第一歩だという事を、体験を通して学んで頂けたら嬉しいです」と語った。
【ワークショップ案内】
9月9日(土)・10日(日)午前10時~午後4時、BESS栃木(宇都宮市駒生2―907―1)にてワークショップを開催。オリジナルペン立て、ミニスウェーデントーチなど5種類の木工を300円で体験できる。
(問)フォレストリージャパン/0285・81・5925