剣道七段に合格した木村双重さん

木村さん(前列中央)の快挙を喜ぶ佐藤館長(左隣り)と真光館の指導者や門下生

木村双重さん剣道七段一発合格

真岡少年剣道クラブ真光館道場で心身を磨き
県内女性剣士14人中最高齢の79歳

スポーツ

 真岡市の真岡少年剣道クラブ真光館(佐藤健夫館長)所属の木村双重さん(79・同市寺内)は、11月23日、東京武道館で行われた昇段試験で七段の試験に初挑戦し見事合格。県内に14人いる七段の女性剣士の中で最高齢という。
 木村さんが剣道と出会ったのは35年前の昭和61年、44歳の時。当時小学2年生だった次女が同市並木町にあった真光館道場に入門したのを機に、子どもの送迎をするなら自分も習おうと門を叩いた。
 現在、大内中学校の体育館で行われる教室に毎週火・木・土曜の週3回通い、後世の指導に当たっている。
 同館の三代目館長・佐藤健夫さんは「木村さんは、大足光初代館長、野澤博二代目館長時代から稽古に励み、特に新人(初心者)の指導に尽力され、門下生693人のほとんどを見てきた。79歳にして七段の一発合格は並大抵のことではなく見事。真光館の誇りであり、県内女性剣士の大きな励みになると思う」と称え、「今後も後進の育成に努めてほしい」と期待を寄せた。
 木村さんは、「合格できたのは、一緒に稽古を積んでくださった佐藤館長を始め各指導者、女子剣の仲間たち、家族の協力のお陰」と周囲に感謝している。長い人生の中で家庭、仕事など、さまざまなできごとがあったが、「剣道の稽古がすべてを忘れさせてくれ、終わると幸せになれた」と話し、「道場にいる若者たち、子どもたちには目標に向かい、戦う勇気・我慢する心・相手を思いやる心・仲間との絆を大切にしてほしい。そのためにも微力だが後進の育成に尽力していきたい」と、七段取得の喜びを未来に向けている。

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