優勝旗を奪還した栃木スーパーガールズ

優勝の瞬間、マウンドに集まる選手たち

栃木スーパーガールズが2年ぶりV

全日本女子学童軟式野球大会

スポーツ

 7月26~31日に石川県で開催された「NPBガールズトーナメント2023 全日本女子学童軟式野球大会」において、本県代表の「栃木スーパーガールズ」が決勝で福岡県代表「FUKUOKAガールズ」を8―0で破り、2年ぶり2度目の日本一に輝いた。

 2回戦から登場した栃木スーパーガールズは、前回大会準決勝で惜敗した岐阜選抜ドリームス(岐阜)に7―0で勝利し雪辱を果たすと、3回戦は岡山レインボーガールズ(岡山)に10―1で大勝。準々決勝の輝プリンセス(石川)戦は2回までに6点のリードを許したが、3回以降は自慢の機動力を駆使して得点を重ね、12―9と大逆転勝利を飾った。
 準決勝は前橋ガールズ(群馬)を3―0と完封。決勝でも、制球の良い投手陣とバックの堅い守備でFUKUOKAガールズを無得点に抑え、歓喜の瞬間を迎えた。
 栃木スーパーガールズは、県内の学童野球チームに所属する女子児童20人で構成。坂本心音さん(本郷小6年)、荒井恋さん(中村小6年)、国府田留那さん・怜南さん(長沼小6年)、小林麗奈さん(ゆいの杜小5年)、中山凛さん(亀山小5年)らがメンバーに選ばれ、優勝旗奪還に貢献した。
 複数回の優勝は大会史上初。指揮を執った川村貴幸監督は「投手陣が無駄な四死球を出さずによく投げてくれた。攻撃面では、全国で勝つための作戦を徹底した。保護者を含め、チームワークの良さで勝ち取った日本一」と周囲のサポートに感謝した。(地元選手の活躍は後日掲載)

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