水沼さん

安管が配布した交通安全啓発品

水沼さん・神田さんに
    交通栄誉章「緑十字銀章」

永年にわたる交通安全活動に栄誉

文化

第63回交通安全国民運動中央大会(一般財団法人全日本交通安全協会、警察庁主催)は1月18日、新宿文化センターで行われた。交通栄誉章「緑十字銀章」を水沼清一さん(芳賀町下延生、75)、神田光義さん(真岡市台町、74)が受章した。水沼さんの妻・みね子さん、神田さんの妻・幸子さんには一般財団法人全日本交通安全協会から「感謝状」が贈られた。
 水沼さんは、交通安全功労者として受章。2007年から真岡地区交通安全協会祖母井支部役員となり、12年から同支部長、20年から県交通安全協会評議員を務めている。
 春と秋の交通安全運動期間中は、交差点で支部役員と共にのぼり旗やグッズを活用して通行車両に交通安全をアピールしている。昨年は、宝くじの助成でテントが新調され、活動環境が改善された。
 また、夏と年末の交通事故防止運動期間中は道の駅はがやモテナスはがでチラシやグッズを配ってPRを行っている。
 受章に水沼さんは「役場、警察、自治会、支部役員のご協力、ご支援の賜物。今後とも事故防止に尽力したい」と語った。
 神田さんは、優良安全運転管理者として受章。2008年に真岡地区安全運転管理者協議会に入会し副会長に選任され、現在まで交通安全活動に尽力している。田園型事故防止のため「とまっぺボールペン」などを作成して、19年中の地域内田園型事故ゼロとなる成果を収めた。21年には「茶(ちゃ)んと止まろう」としてお茶の粉末の広報啓発品を作り、同年中の真岡市、芳賀町の死亡事故ゼロを達成。昨年度は、自転車利用者に対し「ヘルメット着用完了」として「用完」にかけ羊羹を配布、今春の交通安全運動でも配布予定だ。

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