現地の様子を語る河又さん(右)と山口さん

派遣された救護班

8日~13日 河又茂木出身、山口益子出身両医師が報告

日赤救護班で被災地支援
珠州市の避難所で健康観察など

社会

 芳賀赤十字病院は、日本赤十字社県支部救護班として、能登半島地震の被災地支援に8日~13日、医師ら8人を派遣した。1月18日、班長として活動した循環器内科部長の河又典文さん(48)と研修医の山口光崇さん(26)が芳賀日赤で、現地の状況や支援内容について語った。
 派遣されたのは他に看護師長の長谷部明子さん、看護師の小貫美紀さん、飯野幸枝さん、薬剤師の藤井祥子さん、診療放射線技師の森戸洋介さん、事務の池田祐輝さん。
 救護班は、震源地に近い珠洲市で、現地災害対策本部の指示の下9日~11日、救護活動を行った。河又さんは避難所となっている山奥の約50人が暮らす旧小学校跡地で、山口さんは約20人が集う集会所で一人ひとりの話を聞くなど健康観察を行った。避難所は高齢者が多く、コミュニティーが出来ていて寄り添って生活していた。電気は通っているが、ガス、水道はなく、水は配給されたものだけ。トイレは、携帯用の簡易トイレを使用し、手洗いなどが十分にできず、衛生面に課題を感じたという。
 茂木町出身の河又さんは、「3世代で昔ながらの家に暮らす世帯が多い地域で、日本の原風景を見るようだった。また、山間地の多い市貝、茂木町で大地震が起きたら、道路が寸断され同じような状況になる。芳賀地域の人も人ごとではなく災害を自分のものとして多方面に備えて欲しい」と話した。また、対策本部は自衛隊や医療関係など様々な組織が、集約された災害状況に迅速に対応しており、過去の災害体験が活かされていることを感じたという。
 益子町出身の山口さんは、来年から整形外科医として診療にあたる。現地に赴き「一人で考えて行動する責任の重さを感じた。学ぶことが多く、2月に再び日赤救護班として現地に向かいます」と話した。

PDF版はこちら

今号の記事

カテゴリー一覧

暮らしの情報
イベント

記事一覧

習い事

記事一覧

美容・健康

記事一覧

趣味

温泉

記事一覧

ショッピング

食べる・買う・見る・着る

記事一覧