左から中三川消防長、見目さん、成井さん、伊藤さん、小林次長

溜池転落者を3人の連携で救命

伊藤さん、成井さん、見目さんに感謝状
芳賀広域消防本部

社会

 芳賀地区広域行政事務組合消防本部(中三川祐二消防庁)は5月25日、真岡市荒町の同本部2階で人命救助協力者として伊藤忠雄さん(宇都宮市清原台、74)、成井猛さん(益子町大沢、80)、見目利夫さん(芳賀町稲毛田、79)に感謝状を贈った。
 3月12日、芳賀町稲毛田の神明溜で伊藤さんと成井さんが魚釣りをしていたところ近くで釣りをしていた50代男性が意識を消失し溜池に転落。それに気付いた伊藤さんは急いで駆けつけ、持っていた網を男性の頭に掛けて成井さんに助けを求めた。成井さんは膝下まで溜池に入り、伊藤さんと協力して男性を引き上げた。神明溜近くに畑がある見目さんが近くを通り、状況を目撃し119番通報した。
 引き上げ直後、男性は意識がない状態だったが、伊藤さんが男性に声を掛け背中を叩いたところ徐々に意識が回復し、救急隊到着前には話ができるようになった。男性はその後社会復帰した。
 中三川消防長は「一刻を争う状況の中、勇気ある行動で傷病者の一命を取りとめることができたもので、地域の模範です」と称えた。
 伊藤さんは「何も考えず夢中だった。3月で水はまだ冷たかった。助かって良かった」、成井さんは「自分もいつそういう状況になるか分からない。後日ご本人から『ありがとうございました』と言われ、良かったと思った」、見目さんは「いざ119番をかけるとなると慌てた。助かって本当に良かった」と語った。

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