生活困窮者に食料支援 初の「フードプロジェクト」

6月11日、294たがやしNET

催し物

 コロナ禍などで生計の維持が困難な世帯に無償で食料を提供する、294たがやしNET主催の「フードプロジェクト」が6月11日(日)午前10時から、真岡市荒町の市総合福祉保健センターで実施する。
 3年前、市内NPO法人が始めたフードバンク事業を参考に、市内社会福祉法人連携事業として初めて市民対象に実施する。当日はお米(5㌔)、ふりかけ、缶詰、袋麺など先着100人分を購入し配布する。衣料品も大人用下着、ポロシャツ、靴下など、先着100人分を用意する。
 「休業や失業、病気など、さまざまな理由で食糧支援を必要とする世帯に配布し、少しでも生活の安定、改善につながれば」と同NET事務局で市基幹相談支援センターの斎藤弥生相談支援専門員。ひとり暮らしや子を持つ世帯、生活保護世帯などの利用を呼び掛けている。また生活支援や、障害者、高齢者の介護など、福祉相談コーナーも設けられる。
 同NETは社会的孤立や子どもの貧困など、制度の狭間の地域課題を国道294号沿いに事業所を構える社会福祉法人、NPO法人が連携して取り組んでいる。社会福祉法人飛山の里福祉会(直井修一理事長)を呼び掛け人に5年前に発足した。
 (問)同支援センター0285・80・7765。

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