結成10年を迎え意欲を持つ会員

益子の民話第二集を発刊

益子かたりべの会結成10周年
地域の文化を紐解く要素に

社会

 益子かたりべの会(日渡君枝代表・会員19人)が昨年8月に発足10周年を記念して発刊した、益子の民話第二集が好評を博している。
 同会は、平成22年4月23日に発足して以来、定期口演を行い多くのファンを持つ。
 今回の民話集は、平成26年に3周年を記念して発刊した第一集に続くもので、史実が元になっている話をまとめた。町内各地域に伝わる54話が納められている。すでに『大羽地区の門松を立てない風習は、こんな話からきていたんだね』などの声もあり、先人から言い伝えられている地域の風習を紐解く要素ともなっている。
 第二集制作にあたり、旧大羽小学校の昭和60年度家庭教育学級が取り上げた民話、大正時代の「下野史談會」の資料、昭和51年に早稲田大学民俗学研究会の学生が町内の民俗を調査した報告書を元に語り口調に編集し再話した。さらに民話の里を訪ねられるようにと民話発祥地域や神社仏閣の所在地を地図で紹介、最後に第二集では載せられなかった発祥地も掲載した。
 日渡代表は「この民話集が地域を理解する一役を担い、町民に郷土愛を育んでもらえたら」と話し、「コロナ禍にあっても、ますます思いやりを持ち、生きる力となるよう、語りべを続けていきたい」と意欲を語った。
 一部1100円(税込)。道の駅ましこ、添谷書店で販売。
(問)日渡代表☎0285・72・5745 

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