
ボッチャで交流を深めた生徒たち
益子特別支援学校と七井中生
ボッチャで対面交流 4年ぶり
スポーツ 東京パラリンピックの正式種目「ボッチャ」を通して交流しようと、益子町七井の県立益子特別支援学校と七井中の生徒による交流会がこのほど、支援学校の体育館などで開かれた。
恒例の交流会だが、コロナ禍で昨年度まではビデオレター交換などリモート交流が続き、対面交流は4年ぶり。七井中では昨年度の1年生が日本ボッチャ協会のレクチャー動画などで準備を進めていた。
当日は体育館に支援学校中学部1~3年、七井中1年の計約100人が集合。開会式の後、8グループに分かれて自己紹介。体育館を主会場に教室や音楽室など6カ所に移動してプレーした。
陶芸室では学校同士で対戦した後、後半は三つの混成チームを編成した。ボールを投げる順番を話し合い、作戦も立てながら交流。赤や青のボールがジャックボール(目標球)近くに投球できると「イェーイ」などとハイタッチして喜びを分かち合った。
閉会式後、支援学校生は自転車で来校した七井中生を見送り、「また会おうね」と言葉を掛け合っていた。