講義する大塚町長

益子町 益子芳星高生が町づくりへ始動

「ましこ未来大学」を開講

社会

 益子町教育委員会は5月13日、県立益子芳星高校(君島芳一校長)で「ましこ未来大学(MFC)」の開講式を行い、受講対象の同校2年生約40人が出席した。
 町はこれまで「ましこ町民大学」を開設し、町民が町づくりを学んでいたが町の基本計画に基づき昨年度で終了、最終年度の第8期生で益子芳星高の生徒も参加した実績を受け、本年度からの町総合計画「第3期ましこ未来計画」に基づき、MFCで引き続き高校生を対象に開講した。
 高校生が地域づくりの面白さや自分たちの企画が実現する喜びを体験することで地域への愛着を育み、将来のまちづくりの担い手を育成することが目的。町と同校は、3月に包括連携協定を締結しており、高校生による町づくりにスポットを当てて取り組んでいく。
 開講式で大塚朋之町長は、受講生を前に「皆さんに地域づくりはおもしろそうと思ってもらえるカリキュラムを用意した。益子の大人たちと一緒に学んでほしい」などとあいさつした後、町や芳賀地区の歴史について紹介し、講義では「これからは文化財を保存だけでなく活用する時代、濱田庄司がスペイン風邪に負けず100年前に渡英し国際交流に貢献、関東大震災の際は、先人たちが大量の益子焼や野菜を真岡線で送り都会の人を支援した」などと先人の偉業を紐解いた。
 その後、町内で活躍する地域おこし協力隊員や元隊員3人が「日本遺産」「農業6次化」「図書館」の各テーマで発表した。
 同事業では今後、ワークショップやフ
ィールドワークを行い、12月にアクションプランを発表する予定。受講後、藤井智也さん(17)は「益子町の好きな風景を見つけてインスタグラム(♯土祭2021)に投稿したい」と町の魅力発見に興味を示していた。

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