令和4年春の叙勲 看護で44年地域貢献

瑞宝単光章(看護業務)
真岡市上大沼 細野克子さん(65)

文化

 「叙勲の原点は昭和46年、第36号として頂いた市長賞メダルです」と瞳を輝かせる。中村中陸上部として黄金時代を築いた一人。80mハードルで県1位となった記録が同中栄光の碑に刻まれている。師の指導を素直に受け止め、ひたむきに努力して結果を出す姿勢が看護の世界でも貫かれてきた。
 細野さんは昭和53年~平成26年、芳賀赤十字病院に勤務した。助産師として母親学級の運営や約700人の分娩介助を行った。また赤十字救急法の普及や思春期保健相談士として各種講演を行った。
 平成26年~同29年、独立行政法人地域医療機能推進機構うつのみや病院に看護部長として勤務した。組織改組で看護職員の精神的支援を優先し「人材」を「人財」とすることができた。経営では、関係部門と良好な関係を築き連携することで黒字化に貢献した。
 平成28年から現在まで県看護部長会会長として県内108の病院・施設の看護部長・看護責任者と情報交換を行い「トップマネジメント能力の向上」を達成した。平成29年から特定医療法人社団厚生会西方病院に看護部長として勤務している。
 地域では真岡市女性防火クラブ大沼地区会長、今年5月に市同クラブ幹事になったほか県少年指導員、子供安全見守り隊として警察署などと協力し青少年の健全育成にも尽力している。
 細野さんは「叙勲は夫や姉妹、地域の方々など支えてくれた多くの人のお陰です」と語った。

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