荒井校長

松本氏による記念講演

真岡高校が123周年迎え創立記念式

医師の松本滋氏(同校OB)が講演

文化

 真岡高校(荒井博文校長)は創立記念日の4月20日、同校講堂で創立記念式を開催。教職員や生徒、同窓会の代表など約700人が出席し、同校OBで医師の松本滋氏が記念講演を行った。
 同校は明治33年に「栃木県第三中学」として創立され、123周年を迎えた。卒業生は全日制と定時制を合わせ2万6455人。
 式辞の中で荒井校長は「本校の歴史と伝統を再確認し、先輩方が受け継いできた〝至誠〟の精神を具現化するべく、将来への決意を新たにしてほしい」と生徒に呼びかけ、OBの数々の功績に感謝の意を表した。
 佐藤務同窓会長は、「古き歴史に新しき光添えなん」と校歌の歌詞を引用しながら、「温故知新の思いで勉学や諸活動に励んでほしい」と祝辞。教え子である松本氏とのエピソードも披露した。
 記念講演の講師を務めた松本氏は旧二宮町出身で、昭和55年3月に同校を卒業。在学中には、創立80周年記念讃歌の作詞も手がけた。
 医学の道を志し、筑波大学医学専門学群(現・医学群医学類)に進学した後、放射線診断専門医として大田原赤十字病院(現・那須赤十字病院)などで勤務。現在は大口温泉リハビリテーション病院(鹿児島県)の院長を務めている。
 「学問のすすめ」と題した講演では、知識の「集積」や得られた知識の適切な「分類」が重要だと強調。医学に関しても「日本語で医学を学べる体系を構築してくれた先人に感謝したい。知識の〝伝達〟も学問において大切な側面だ」と言及し、「先入観や固定観念にとらわれず、探究心を持ち続ければ、必ず新しい世界を開いていける」と生徒に激励の言葉を贈った。

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