
生徒と保護者が説明に聞き入った
真工高で仕事説明会
技術者が建設業の魅力紹介
社会 真岡工業高校(柴原恵司校長)で9月22日、令和5年度建設業仕事説明会が開かれた。建設科の1年生32人と保護者が参加し、現場で働く技術者から建設業の魅力や社会に果たす役割などを学んだ。
開会にあたり、柴原校長は「建設業は、社会に寄り添いながら発展していく仕事。2年生からは土木コースと建築コースに分かれるので、将来の進路についてよく考えながら説明を聞き、有意義に活用してほしい」とあいさつ。県建設業協会芳賀支部の河原恵治総務企画委員長も「わが国の国土は平地が少なく、地震が多い上に、台風の通り道になっている。人間が安全に、安心して暮らすためには、建設業の存在が不可欠」と述べ、新3K(給与・休暇・希望)を中心とする労働環境の改善をアピールした。
説明会の本編では、㈱丸二工務店の関根克寿氏と大木健人氏(土木部門)、竹石建設㈱の中山良一氏(建築部門)が講師を務め、配布資料やスライド等を参照しながら、工法や使用する機械の特徴、社会資本整備の重要な役割などを紹介。生徒からの「仕事をする上で大切にしていることは」「会社を選ぶポイントは」との質問には、自身の経験をもとにわかりやすく回答した。