芳賀町内の空き家

芳賀町 空き家の実態調査

所有者に支援策や助言

社会

 増え続ける空き家の問題が全国的に表面化している中、芳賀町の空き家は平成25年度の146件から約10年後の令和4年度は253件となり、107件増加した。市街地に多くみられていたが、近年は農村部に広がっている。また、空き家に関して、周辺住民から樹木や雑草の撤去、野生動物の捕獲などについての要望が町に届いている。空き家件数の増加に比例し要望件数も増加傾向で今年度は、昨年と比べ約2倍となっている。
 課題解決のため今年8月から、空き家と思われる家屋の所有者や管理者の特定、空き家の現場調査、所有者や管理者に対するアンケートなど、「空き家実態調査」を行った。
 調査結果を基に、所有者や管理者に、売買や賃貸ができる「空き家バンク制度」やリフォームなどを行うための「補助金制度」など、国や町の支援策を伝えた。11月12日の町民祭では相談窓口を設置し、行政書士や不動産業者が、相続や管理方法なども助言した。
 また、空き家発生の未然防止として、空き家になる前に所有者などから将来の活用方法について町と連携し、空き家になることを防ぐ取り組みも行う。
 近隣市町では、空き家をあっせんし県内外から移住者を受け入れ、人口減少対策や新たな産業を育成している自治体もある。
 8月にLRTが開業した芳賀町は、緑豊かで災害が少ない町であり、空き家を活用した新たなまちづくりを展開したいと考えている。
 (問)環境対策課環境対策係028・677・6041。

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