解体工事の手順などを紹介する冊子

上三川町 空き家管理で協定締結

住民の安全確保へ解体促進

社会

上三川町は7月28日、解体工事の一括見積Webサービスを運営する㈱クラッソーネ(本社・愛知県名古屋市、川口哲平代表取締役CEO)と「空き家の適切な管理の促進に関する連携協定」を締結した。全国的な社会課題となっている空き家問題の解決に向け、町内の空き家等の所有者に適切な管理を促し、安全・安心で活力あるまちづくりの実現を目指す。
 町は2019年、空き家の活用促進による地域活性化等を目的とする「上三川町空家等対策計画」を策定したが、町内の空き家数は増加傾向にある。同協定では、双方の持つ資源や特長を存分に生かしながら、空き家の除去(解体)を促進するとしている。
 具体的な取り組み内容は▽空き家所有者等に、解体の概算費用を提示するシミュレーターを紹介▽空き家処分に関する説明冊子の提供▽町や空き家所有者等の相談に対応▽空き家等の適切な管理の促進に向けた情報共有―など。最短1分で解体工事の概算費用を把握できる同社のシミュレーターは、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」にも採択されている。
 星野光利町長は「町はこれまで、空き家バンクの創設や適正管理に関する指導などを行ってきた。しかし、老朽化した空き家については、住民の安全確保や生活環境保全の観点から、除去する必要がある。本協定の締結により、空き家解体に関する各種情報の取得が簡単になったので、ぜひご活用いただきたい」と課題解決に向けた官民連携の重要性を強調した。

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