境内に集う若神会メンバー

レッドカーペットが敷かれた参道で、灯りをのぞく幼児

竜巻被害から境内再建

鹿島神社に竹明かり
真岡市 若神会

文化

 真岡市西田井の鹿島神社(柳田耕太宮司)境内に12月25日、大、中、小の竹明かりが灯され、住民や通行人の心を和ませた。
 竹明かりは、同神社の御輿を担ぐ集団、若神会(天貝慎太郎会長、櫻井和芳事務局長)が、コロナ禍で2年間祇園祭と節分祭が行われない中、地域に明るい話題を届けると共にコロナ終息を願って行った。
 近所の竹林所有者の協力で若神会有志が竹を切り出し、仕事の合間を縫って準備した。ロウソクの炎に見立てたLED600個が灯り、幻想的な空間を演出した。約50mの参道にはレッドカーペットが敷かれ、参拝者を迎えた。
 鹿島神社は平成24年の竜巻で大きな被害を受け、御神木の杉など約50本が倒木した。奇跡的に本殿と神輿庫は被害を逃れたが、その有様に地域住民は愕然とし肩を落とした。
 倒木処理は、若神会はじめ同市西田井のライフグループ(菱沼博之会長)らの協力で進められた。また、天貝会長はじめ会員有志が4年前から、土、日曜に境内の足場の悪い所に大谷石を敷くなど整備に当たった。
 令和元年には、地域住民の協力で神輿を新調し、神輿庫も新設された。昨年は、創建300年記念で総代会(櫻井慎也会長)によりあずまやが建てられた。
 以前は、杉木立でうっそうとしていた境内が見違えるほど明るくなった。最近では神社南の国道を走るドライバーが参拝し「御朱印はありますか」と尋ねられることもあるという。
 天貝会長は「地域住民の心の拠り所、また、多くの人が訪れる神社になることを願っています」と話した。

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