来賓と塾生

塾に学ぶ生徒

自主的に学ぶ環境整備

社会

塾開設は、同町への移住の決め手のひとつに、「教育環境が整っている」という現実もあることから、子育て世代の移住促進、人口減少のスピードに歯止めをかけ魅力的な町にすることが目的で、9月のプレオープンを経て正式オープンとなった。
 開設式は同中の多目的教室で、古口達也町長、関栄二教育長、七井裕司議長、小松﨑校長ら教職員、生徒、教育コンサルタントなど約40人が出席して行われた。古口町長は「塾を十分に活用して学んでほしい。がんばらなければならない時があり、それが今」、小松崎校長は「分からない、できないなど学習上の悩みを克服し、より良くなる喜びや感動を学んでほしい」と生徒にエールを送った。
 塾は同中の生徒が対象で必要に応じたテキスト代以外は無料、月~金曜16時10分~18時、水曜は14時50分から、多目的教室で開かれ、授業の学習内容の充実、自ら学ぶ自律的な学習習慣の確立をめざし、一人ひとりの進路実現につながる支援を行う。今年度は3年生、次年度から全学年を対象に行う。現在、登録者は44人。
 講師育成や塾の運営をバックアップする㈱プリマペンギーノの大谷琢也さんによると「中高一貫の公営塾は全国でも稀有で、関東では初めて」という。
 講師は、日光市出身で同志社大学文学部卒業後、県内の学習塾で英検対策や顕著な志望校合格率の実績を持つ地域おこし協力隊の谷川宜成さん(44)。谷川さんは「生徒たちはとても素直で、コミュニケーションをとるのにやりがいを感じる」と、意欲を燃やす。塾生の河田豪君(14)は「塾に来て周囲のがんばりを肌で感じ、やる気が起きた。学ぶ意識が今までとは全く違い、家でやって分からない時は明日聞こうと思うようになった」と学ぶ喜びを語った。

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