薪を価値あるものに
ママさん4人が育児と両立しながら奮闘
文化芳賀郡市貝町のフォレストリージャパン(櫻井昌三代表)は森林整備、民間伐採、バイオマス、チップ業者への搬入などを行う森林整備事業部を立ち上げ、また、今年2月には、薪事業部を新たに発足し、現在4人の女性スタッフが薪の製造や販売を行っている。
部長の押久保さんをはじめ、主任の髙秀さん、町井さん、塚田さんが原木搬入から薪割り、制作、販売まで行っており、4人は育児と仕事を両立しながら、日々奮闘している。
薪事業部では『価値ある薪』をモットーに、栃木県産の原木にこだわり、キャンプ場や一般家庭のお客様にも選んでもらえるよう、長さや木の種類など、ニーズに合った商品を提供している。また、オリジナルタグをつけたり、紙袋に包んだり、梱包にも工夫し、女性目線の販売方法で認知度を上げている。
髙秀さんは「この会社を設立した際、櫻井社長から『薪は天災等が起こった際、暖を取ったり、調理等に使ったり、人の為に使うことが出来るとても重要な役目のあるもの』と言われ、薪に対する意識がとても変わりました」と話し「私たちは原木を無駄にせず、資源を大切にすることを意識しながら木と向き合っています。伐採業務なども承っておりますので、是非ご相談ください」と語った。
現在、各種薪(550円~)のほか、ウッドキャンドル(800円)やおがくず等も販売。購入は来社のほか、軽トラックによる配達も可能で、道の駅サシバの里いちかい、道の駅はが、道の駅もてぎ、いい里さかがわ館、茂木町増井のショップSTEP―1でも購入できる。さらに、今後は木に携わるワークショップのほか、イベント出店なども企画している。
(問)芳賀郡市貝町市塙2301―3/0285―81―5925/営業午前9時~午後3時/第2、4土曜・日曜定休/インスタグラムで最新情報を更新中。