=前列は全国学校賞「教育美術特賞」を受けた1、2年生と3年古内さん(中央)、後列左から小池教諭、古口町長、関町教育長、小松﨑校長

輝く功績 茂木中美術部

山火事予防ポスター、2年連続全国学校賞…

文化

茂木中(小松﨑正訓校長、252人)美術部の活躍が顕著だ。3年、古内るいさんの作品が令和5年度の山火事予防ポスターに採用され、全国教育美術展で最高賞の全国学校賞を2年連続で受賞。他にも各種コンクールで多数入賞している。指導する小池浩行教諭(58)の、生徒一人一人の個性を伸ばす教育が結実した。同校の快挙に古口達也町長、関栄二町教育長は13日、同校を訪れ、美術部の栄誉をたたえた。
小池教諭の個性伸ばす指導結実
 日本森林林業振興会が全国の中学・高校生を対象にした令和4年度山火事予防ポスター原画の部(中学生の部応募2080点)で、古内るいさんの作品が全国最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。たばこのポイ捨てが原因で発生した山火事におびえる子ギツネを描いた作品。標語「火の確認 山を愛する あなたのマナー」を入れた4月からの山火事予防ポスター(林野庁、消防庁主唱)に採用された。5月13日(土)の緑の集いで表彰される。
 「素晴らしい作品」と町長から激励を受けた古内さんは「高校でも美術を続けたい」と喜びを語った。
 第82回全国教育美術展(教育美術振興会主催)では10万点超の中から部員6人の作品が特選に入り、全国学校賞を受けた。内閣総理大臣賞など全国学校賞4賞のうち昨年は文部科学大臣賞。今回も学校賞相当の高評価だったが、連続受賞ができない規定のため特別枠で「教育美術特賞」が贈られた。
 1年の石川蒼真君、黒﨑希さん、蓮田宙夢君、2年の糸井かさ音さん、古田土明実花さん、鈴木瑠理さん6人の個性を生かし描いた作品資料も添付された。古口町長は題材の選び方や創作の苦労話などを聞きながら、「町の誇り。絵を通じ自分たちの心も成長させていってほしい」と激励した。
 下野新聞社主催の第53回下野教育美術展では1年河野辺朋加さんが大賞に選ばれ、他も特選、準特選に入るなど、美術部員のレベルの高さを物語っている。
 現在、部員は66人。顧問になって5年、テーマや色使いなど、生徒それぞれの表現方法を生かした指導を心がけているという小池教諭は「生徒は部活動を楽しんでいる」と目を細める。特に「生徒にどう関わっているかなど指導者の評価も加味された」と2年連続の全国学校賞を喜んだ。

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