黄牡丹文様の新作など150点

益子・ギャラリー緑陶里
陶芸家島田恭子さん

文化

 益子を代表する陶芸家の一人、島田恭子さんの陶芸展が10月1日(日)まで、やまに大塚2階のギャラリー緑陶里で開かれている。
 隔年開催の今展には新たに黄色い牡丹がモチーフの「牡丹桜文器」=写真=など花器、四季の草花を描いた陶板など、新作を中心に約150点を出品した。黒の漆塗り額に入った陶板(20㌢×35㌢)はクズ、ツワブキなど秋草が中心だ。
 代名詞の桜など繊細で優美な季節の草花を主体に制作する島田さん。桜の名所、ふるさとの茨城県岩瀬町(現・桜川市)が原風景だ。
 毎年開催し今年2月に日本橋高島屋での展は24回を数えた。来年は25回の節目と古希を記念した作品展になりそうだという。午前10時~午後4時半。(問)同ギャラリー0285・72・4789。

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