2代目二宮金次郎像の除幕式

2代目金次郎石像で復活

盗難被害の旧長沼北小
元PTA会長らが建立

文化

 二宮金次郎(尊徳)の銅像が盗難被害に遭った真岡市砂ケ原の旧長沼北小でこのほど、元PTA会長ら有志が石造りの2代目金次郎像を建立した。2023年は尊徳が桜町陣屋に妻子を連れて移住して200年の節目。関係者は「あるべき所に像が戻ってよかった」と喜んでいる。
 石像は御影石製で高さ1・3㍍。茨城県桜川市亀岡の彫刻(石彫)家浅賀正治さん(70)が手掛けた。薪を背負い読書する像ではなく、自ら編んだ草履を手にした少年期の金次郎像で市内でも珍しい。
 銅像は旧二宮時代の1990年に誇れるまちづくり事業記念で各学校に設置され、2023年2月に盗まれた。同市上谷貝、古久保正己さん(67)ら90年以降のPTA会長11人が「金次郎は郷土の偉人、台座だけにしておけない」と再建方針を決め、準備を進めてきた。
 同小は現在、社会福祉法人飛山の里福祉会(直井修一理事長)が生活介護事業を行う「そうそう長沼」になっている。取り組みを知った同法人のほか、尊徳の里まちづくりを行った元町長の小倉尚志さん(83)、藤田忠義さん(81)ら地域の有志が協力した。
 除幕式で来賓あいさつした小倉さんは「あるべき所に像が戻った。すごいのは地域住民が再建したこと。尊徳先生の推譲の精神そのもの。地域の発展につながる」と喜びを表現。藤田さんも関係者の尽力を紹介し、「多くの人が訪れ、石像に触れてほしい。尊徳先生の『積小為大』の教えが地域に根付くことを願いたい」と述べた。

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