左から外池秀輔さん、仲山貴士社長、佐藤智広課長

ドライフルーツに日本酒を注いで「日本酒サングリア」

地域の絆 CFでコラボ「日本酒サングリア」

1+1=∞に希望を見出し
益子町 仲山商事社長 仲山 貴士さん(43) 外池酒造店外池 秀輔さん(31)

日々是好日

 益子町の贈答品卸の仲山商事(仲山貴士社長=本社同町塙)が自社製品の開発に乗り出し、クラウドファンディング(CF)で日本酒にドライフルーツを入れて楽しむ「日本酒サングリア」の支援を募っている。
 2020年2月22日土曜日、大安とあって多くの結婚式や披露宴が各地で行われた。一転して、新型コロナにより翌週末から結婚式の延期、規模縮小が相次ぎ、売り上げの半分が結婚式の仲山商事でも打撃を受けた。仲山社長は、これをきっかけに自社商品を開発しようと社内でプレゼン大会を開いた。営業部の佐藤智広課長(36)は地元の日本酒と取扱商品のドライフルーツの食べられるお茶として人気の「TeaEAT=ティート」のコラボレーションを提案し採用された。
 しかし、佐藤さんの脳裏にふと『伝統ある日本酒の味に対して失礼にならないか…』との思いがよぎった。外池酒造店の跡継の秀輔さんに相談すると、「コロナ禍で身動きが取れない中、斬新なアイデアはありがたい。お酒が苦手な方や女性にも楽しんでもらえそう」と賛同を得た。試飲会で「柑橘の爽やかさ、苦味、日本酒の風味がそれぞれに広がる」「お客様に育ててもらえる味」。「お料理とも合う味」などの声が挙がりテストマーケティングとしてCFに踏み切った。
 商品は、ストロベリー味とレモン味の2種類のティートを「純米大吟醸(山田錦)」、「純米大吟醸(夢ささら)」、「山廃純米」と組合わせて販売する。
 仲山社長は「地元にある味や文化、技術、人とのコラボで皆がウインウインになれるよう共に挑んでいければ」と、期待を寄せる。
 CFは、応援購入サイト「Makuake」でオールイン方式により目標額を30万円に設定し2月10日に立ち上げた。翌日には達成したが新規事業立ち上げに向け、引き続き商品開発として3月30日(火)まで支援を受付ける。
 4月から発送するが、「どんな感謝のメッセージを付けようか」と話す3人は、挑戦する喜びに笑顔を見せた。

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