表彰状を手にする石坂会長

「いちごバス」で利便性向上に寄与

真岡市地域公共交通活性化協議会が優良団体表彰

社会

 真岡市地域公共交通活性化協議会(会長・石坂真一市長)はこのほど、中心市街地を循環する「いちごバス」の運行を通じた市民の利便性向上などが評価され、関東運輸局から「地域交通優良団体」として表彰された。
 表彰理由は、既存コミュニティバス「コットベリー号」の利便性を高めるため、平成31年3月に運行ルートやダイヤの全面的な見直し、車両の大型化などを実施し、名称も「いちごバス」に変更。それにより利用者数が大幅に増加し、持続可能な公共交通の充実を実現したこと。
 そのほか▽幅広く意見を収集・反映できる協議会の構成▽公共交通サポーター制度の導入、バスの乗り方教室等の創意工夫▽地域公共交通計画の策定―なども評価された。
 同協議会は平成22年2月、交通弱者の移動手段確保などを目的に設立。今後も地域公共交通の利用促進を図り、さらなる利便性の向上に努めたいとしている。

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