委嘱を受けたマシコット(中央)

「マシコット」じんけん大使に

宇都宮地方法務局等が思いやる心の啓発に委嘱

社会

 宇都宮地方法務局と県人権擁護委員連合会は、益子町のイメージキャラクター「マシコット」に「じんけん大使」を委嘱。12月23日、町役場で委嘱状伝達式が行われ、同席した人権イメージキャラクターの「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」が見守る中、同法務局真岡支局の須藤桂次支局長が委嘱状と名札を手渡した。
 この取り組みは、同法務局が県内のご当地キャラクターに啓発活動協力をしてもらおうと、本年度から開始したもので、マシコットは8体目となる。
 式では須藤支局長が「マシコットと連携し、住民の皆様に助け合いの精神や、命の大切さ、優しさ及び相手を思いやる心という、人権についての理解をより一層深めていただきたい」と、宇都宮地方法務局綿谷修局長のあいさつを代読した。
 大塚朋之町長は「このコロナ禍で人権が侵害される事案が発生している。町としては、感染者が出た場合、仲間として感染者を守っていける町のシンボルとしてマシコットに頑張ってもらい、広く人権の尊さを知っていただきたい」と語った。また、真岡人権擁護委員協議会の玉田良雄会長は「町推薦の5名の人権擁護員にとっても、マシコットと共に活動できることは心強い。益子町が掲げている『幸せな共同体ましこ』を胸に人権擁護活動に取り組んでいきたい」と活動への意気込みを語った。

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