生徒と保護者が熱戦を繰り広げた

七井中 「豊かな心」の育成を

親子でボッチャ競技体験

スポーツ

益子町立七井中学校(皆川浩司校長)はこのほど、1年生とその保護者を対象とした「家庭教育学級」を実施。豊かな心の育成を目的に実施しているもので、今回は「ボッチャ競技」を通して障がい者への理解と家族の絆を深めた。
 ボッチャは、バドミントンとほぼ同じ広さのコートを使用。1チームの持ち球は6球で、ボールの重さは約275㌘。ジャックボールと呼ばれる基準球を目がけて投げ、より近いチームに得点が入る。東京パラリンピックで注目を集め、障がいの有無や年齢・性別を問わず、誰もが楽しめる競技として人気が高まっている。
 当日は、生徒と保護者合わせ約70人が参加。ルールの説明が行われた後、12チームに分かれて熱戦を繰り広げ、ナイスショットには拍手と歓声が沸き起こった。
 同校の中野一秀教諭は「貴重な親子交流の場となった。益子特別支援学校の生徒ともぜひ一緒にプレーし、交流を深めたい」と話し、初めてボッチャを体験した保護者は「思ったよりボールが重かった。投げる時の力加減が難しいが、またやってみたい」と感想を述べた。

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