車いすバスケとの出合いなど、ユーモアを交えて話す伊吹選手

「障がい者の苦労実感」真岡西中であすチャレ!

車いすバスケ選手が講演

文化

福祉教育・人権教育の一環として多様性を尊重する心の育成を目指す真岡西中(市村政幸校長、生徒311人)の「あすチャレ!ジュニアアカデミー」が11月30日、同校体育館で開かれた。
 パラアスリート講師による教育プログラムで、障がいのある人もない人も思いやり、支え合い、違いを受け入れ、より良い社会を作るための第一歩を踏み出すことを目的とした授業。
 この日は1~3年生が受講。車いすバスケットボール選手、伊吹祐輔さんが生徒の周りを車いすで動きながら90分間講演した。
 自身の紹介からパラスポーツとの出合い、車いす生活やパラリンピック、障がいなどについて幅広く話した。 途中クイズもあり、生徒は楽しく学んだ。福祉委員長の3年、石川真大さん(15)は「足をけがした経験から、体の不自由な方がどれだけ苦労しているのか、お話を通じて実感した。パラアスリートとして活躍されている方から直接話を聞けて貴重な経験になった」と話した。

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