放送ブースを視察する石坂市長

「FMもおか」いいイチゴの日に開局

11/ 15(日)12時から本放送開始

社会

 真岡市初のコミュニティFM「FMもおか」はいいイチゴの日にちなんだ11月15日(日)、真岡市役所2階に開局する。開局を前に11月6日、石坂真一真岡市長が放送ブースを訪れ視察した。
 開局当日は、12時からの本放送開始に先立ち、この日行われる開局式の模様が11時15分から生放送される。
 「FMもおか」は㈱エフエム真岡(代表取締役加藤靖)が運営を行う。同社はいちごチャンネルなどを手掛ける宇都宮ケーブルテレビ㈱が2019年10月1日に設立した。
 放送は防災情報を中心に「市民のための市民による放送」として市内の情報を発信する。同局ではAIアナウンサーを採用するが、開局と同時に運用されるのは全国で初という。投稿などの受付は「FMもおか」ホームページ上で行っており、SNSでも情報を随時発信していく。同放送は市内87・4MHzのほか、サイマル放送でインターネット上と、無料スマートフォンアプリ「FM++(プラプラ)」で視聴できる。
 同社のラジオ業界への進出は初の試みで設立以来、県内・他県問わずさまざまなコミュニティFM局へ足を運び、ノウハウを学んできた。地元で宇都宮コミュニティFM「ミヤラジ」を放送する㈱宇都宮コミュニティメディアの協力のもと、FMもおかのパーソナリティー育成を行ってきた。パーソナリティー、市が募集したAIアナウンサーの詳細は開局式で発表される。

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