「GAPの第三者確認証」交付

稲毛田梨団地利用組合
梨畑や作業場の衛生管理など実践

社会

 芳賀町の稲毛田梨団地利用組合(山本聖代表、7戸)は3月5日、JAはが野梨選果場集会室で栃木県から「とちぎGAPの第三者確認証」の交付を受けた。
 県は、農産物の安全性等を確保するため、GAPの実践を推進しており、同組合が「とちぎGAPの第三者確認」制度で全ての基準を満たしたため、確認証が交付された。
 同組合は、令和2年度それぞれ各人の梨畑で梨を生産した。その際、梨畑や作業場の衛生管理などに共通理解を図り、実践した。
 また同組合は、令和2年度、県と町の協力で稲毛田地区に6・8ヘクタールの梨団地造成に着手した。令和4年度の完成予定で、完成後には農薬散布や機械作業などを共同で管理し、作業効率の向上を目指す。食の安全をはじめ、労働安全や環境保全のため、特に共同管理の方法についてマニュアル化し、今後もGAPに取り組んでいく。

今号の記事